Vol.310 2022/12/2
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浜田かずゆき の
『ぶっちゃけ話はここだけで』
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コロナワクチンの収益で肥満防止薬に取り組むファイザー
ぶっちゃけ、新型コロナを巡っては話題が尽きません。
ワクチンの効果や副作用に関する疑念の声も拡大する一方です。
欧米を中心とする38か国の政府機関が実施した調査によれば、2022年だけでワクチン接種によって75万人が急死したことが明らかになりました。
その一方で、ワクチン販売の結果、史上最大の利益を上げているのがファイザーです。
既に1000億ドルもの売り上げを達成しています。
日本政府も公費で買い上げており、ファイザーの収益拡大には大きく貢献してきました。
とはいえ、アメリカではワクチンの接種者数が国民の半分へと急速に減り始めています。
現在、ファイザーの1回の接種料金は30ドルですが、来年からは110ドルもしくは130ドルに値上げすると発表されました。
4倍近い大幅な値上げです。
ファイザーのボーラ社長曰く「最悪の感染症を防ぐため、利益度外視でワクチンを提供してきた。しかし、採算ベースが合わないので、値上げはやむを得ない」。
しかし、1000億ドルもの売り上げがありながら、採算ベースが合わないというのも腑に落ちない話です。
とはいえ、製薬業界では「他の追随を許さない」と評判のファイザーであれば、次なる一手を仕込んでいるのは間違いありません。
実は、コロナワクチンで確保した莫大な利益を新たな薬の開発に投入しているとのこと。
その最大の投資先が「肥満防止薬」です。
試薬を投与したところ、治験者の半分以上の体重が5分の1ほど減ったといいます。
この試薬が承認されれば、2035年までに年間1000億ドルの収益が見込まれるとの予測が公表されました。
ファイザーの見通しでは「コロナは今後インフルエンザと同じように一般的なウイルスになるが、致死率に関してはインフルエンザより深刻なため、ワクチンの需要は減らない。しかし、接種希望者が減る傾向も否めない。新たな収益源としての肥満防止薬にはウォールストリートからも期待が高い」。
11月3日、同業のモデルナもコロナワクチンの需要予測を下方修正しました。
要は、コロナワクチンの需要ピークは過ぎ始めたということでしょう。
日本では塩野義製薬が初の国産コロナ用飲み薬の承認を得たとのことですが、世界市場を既に席巻している欧米の製薬メーカーは副作用などお構いなしで売り上げ増に突っ走ってきました。
ぶっちゃけ、コロナの先行きも心配ですが、金儲け最優先の欧米の製薬会社の動きは要注意としか言いようがありません。
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