Vol.348 2023/10/06
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浜田かずゆき の
『ぶっちゃけ話はここだけで』
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日米の政治指導者の金銭感覚とガッツの違い
ぶっちゃけ、アメリカの政治家は貪欲さで日本の政治家を圧倒しているようです。
バイデン大統領は80歳を越えていますが、来年の大統領選挙に出馬し、「やり残した仕事がある」との理由で、再選を目指しています。
何をやり残しているのかは不明ですが、政治的野心家であること
は間違いないでしょう。
なぜなら、各種世論調査を見れば、バイデン大統領の不人気は否定のしようがありません。
7月の時点で、バイデン大統領の不支持率は60%に達しています。
これはアメリカの歴代大統領で、ビリから2番目の低い人気度ということです。
ちなみに、過去、最も評価の低かったのはジミー・カーター大統領でした。
何しろ、カーター大統領の支持率は28%というもの。
とはいえ、最近、99歳の誕生日を迎えたばかりのカーター元大統領は、5年ほど前、余命数か月との宣告を受けたのですが、
ホスピスから自宅に帰り、家族と生活するようになると、元気を回復して、今日に至っています。
元の国務長官でノーベル平和賞を受賞したヘンリー・キッシンジャー博士は本年めでたく100歳を迎え、ニューヨークでの盛大な誕生日パーティーではジョークを連発させていました。
いずれにしても、アメリカの野心的政治家はいくつになっても
行動派です。
アメリカ議会では共和党のマッカーシー下院議長が解任されたことが話題となっていますが、民主党のメネンデス外交委員長は
エジプト企業から多額の現金や金の延べ棒10数本などを受け取っていた収賄罪で起訴されました。
また、現職の政治家ではありませんが、元ファーストレディのミッシェル・オバマさんはドイツの企業が主催した講演会で1時間のスピーチで70万ドル(約1億円)の謝礼を受け取ったことが報道されています。
来年の大統領選挙に不人気のバイデン氏に代わってミッシェルさんに期待する声も上がっていますが、本人は態度保留のまま。
元ファーストレディとして世界中で荒稼ぎをしているわけで、時間もエネルギーも取られる選挙運動はスルーして、土壇場で参戦するというような奇策を準備しているのかも知れません。
ちなみに、夫のオバマ元大統領も1回1億円の講演に駆け回っています。
一方、日本では体調不良を理由に細田博之衆議院議長が辞任を発表したところです。
79歳で、議長は止めましたが、次期衆議院選挙には「政治家としては元気そのもの。立候補する」と地元メディアに語っています。
では、なぜ議長を辞任したのか、まったく意味不明です。
ぶっちゃけ、アメリカの図太い政治家と比べると、日本の政治家は線が細く、簡単にアメリカの圧力に飲み込まれているとしか思えません。
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